WorldCoinの人間認証にいってきた

Open AIやY combinatorで著名なサム・アルトマンが率いていることで有名になってきているWorldCoinですが、7月24日にバイナンス、OKXなどでWLDを上場させて認知度も高まっています。また、東京で開催されているWebXで認証を行っていたこともあり、日本国内でも登録ユーザ数が増えてきています。

現在の認証済み人間は世界200万人を超えており、また世界中でOrb(認証の機械)で認証できる箇所も増えてきています。今まで米国ではNYエリアでしか認証ができなかったのですが、最近サンフランシスコでも登録できるようになったので、私も認証に行ってきました。

サンフランシスコエリアでは認証できる場所は2箇所、その一つがフェリービルディングの二階のShack15(コワーキングスペース)です。予約が必須なので、World appで予約をし行ってきました。

Shack15はあまり見たこともないレベルでおしゃれなコワーキングスペースですが、如何せんフェリービルディングの中なので少し手狭な感じはあしました。入り口の受付でiPadを使って担当者を呼びだしました。同時に認証するのは3人で、偶然だと思うのですが全員アジア系の人質でした。担当者に連れられ、Shack15の一番奥のエリアがWorld Coinのブースで、その中には3つのOrbがありました。一つは設定中でバッテリーが外されていた(写真でスケルトンのもの)ので、稼働できるのは2台とのことでした。

最初の説明で18歳以上の人しか認証できないと説明があり、3人のうちの一人が17歳だと説明したため、彼はこの日は認証ができませんでした。18歳以上のみ認証可能というのは、WorldCoinの制約ではなくて国の法律による制約なので、18歳になったらまた来てくださいと担当の方が伝えていました。その後の説明によると、iPhoneなどの顔認証では数十万人に一人でユニーク度、指紋認証は数億人で一人のユニーク度、網膜だと100億人で一人のユニーク度(足りるのかはわかりません。。。説明の桁がすこし違うのかもしれないです)なので、他ではできない人間の認証をしているとのことです。認証作業自体は簡単で、アプリでQRをOrbに読ませ、Orbの認証準備ができたら、15-60秒くらいOrbで顔(実際は網膜)をスキャンするだけです。私の場合は最初のスキャンが失敗したのですが、WorldCoinの方から、「もっと目を大きく開けて」っと励まされました。

認証が終わると、網膜をスキャンしたデータはorbの中だけで利用され、そのキーだけがサーバに送られるので、網膜のデータは外部には漏洩しないのでプライバシーは保護されていると説明を受けました。認証は簡単に終わりました。

最終的にスキャンされたデータを含めNFTになったとのこと、この図柄は全員が違うものになるそうです。

最後にunique humanと書かれたTシャツを頂き、またunique humanというシールを胸に貼られました。今後WorldCoinがどう発展するか、期待しています。